
二ゴロデザインの高橋です。
ホームページを作っていると、お客様から原稿となる文章をいただくことがあります。
いただいた文章を読んだとき、どこかそっけないと感じることがあります。
なぜかな?と、もう一度読み直してみると、理由がわかります。
たとえば、次の例は「Q&Aページ」でよくみられる文章です。
Q.当日でも予約はできますか?
A.申し訳ございませんが、当日の予約は基本的にはお受けできません。
「できません」と言われると、なんだか拒否された感じになります。
これは、次のようにするとやわらかくなります。
Q.当日でも予約はできますか?
A.申し訳ございませんが、予約は前日までにお願いいたします。
できません→できる方法をお願いする…ということですね。
もう一つ。
Q.銀行振込の場合でも領収書はもらえますか?
A.銀行振込の場合でも、ご希望であればご用意いたします。
これも、次のようにするとやわらかくなります。
Q.銀行振込の場合でも領収書はもらえますか?
A.銀行振込の場合でも、ご希望に応じてご用意いたします。
ちょっとしたことなんですが、「応じて」のほうが柔軟に対応してくれそうな感じが伝わります。
ほんの些細なことなんですが、やわらかさ・柔軟な対応・あたたかさを出すときには気を付けたいポイントです。
もちろん原稿を作ってくださった方には「そっけなくしたい」という意図はありません。
いただいた原稿をそのまま載せるのではなく、なるべく「こちらの言い回しはいかがですか?」と提案したりするのも、自分の役目だと思っています。