
こんにちは、二人三脚のホームページ制作会社、ニゴロデザインの高橋です。
業績や効率をアップさせる方法を考えるとき、ちょっとした改善ではなく、極端にアップさせる方法を考える…という思考手法があります。現状を100%としたときに、120%にする方法を考えるのではなく、200%や300%にする方法を考えることで、大胆なアイディアが出るようになる…というものです。
1%ずつコツコツとした積み重ねは大事ですが、それとは別に200%や300%にする方法を考えることで、物事を大局的に見ることができるようになり、その結果、画期的なアイディアが生まれるんですね。
例)毎月100枚の請求書
例えば、毎月100枚の請求書を郵送する業務があるとします。
請求書1枚準備するのに3分かかるとすると、合計300分必要になります。業務を工夫して1枚を2分50秒に短くすれば、10秒×100枚で1,000秒の短縮になります。時間にして5%短縮されたことになります。良いことです。
でも、この請求書を出す作業を劇的に解決するのはどうすればいいか…を考えると別の見方ができるようになります。「請求書をPDFでメール添付にする」「請求書を年に1回だけ出すようにする」「請求書を出さなくてもいいようにする」などのアイディアが思い浮かびます。
これらの複合技で「請求書を年に1回PDFで送るだけ」にすれば、手間も切手代も劇的に少なくなりますよね・・・。
できない理由…は横に置いておく
大胆なアイディアには、思いついた時点では穴もあるものです。今までのやり方を変えるために反発もあるかもしれません。でも、そのアイディアを否定せずに「どのようにすれば実現可能か?」を考えるのが大切ですね。
『日頃の常識を疑う』
このことが、仕事には大事なんだと思います。