こんにちは、山形県酒田市のホームページ制作会社
ニゴロデザインの高橋です。
打ち合わせにスタッフと移動するときの
クルマの車内っていいですよね。
移動中のクルマって、
到着までというリミットが設けられた時間内で、
いろんな話ができますから。
うちの会社には仕切られた部屋がないので、
社内に複数人いれば、他の人たちが
どんな話をしているのかは、なんとなく聞こえてきます。
別にコソコソと秘密の話をするわけではないので、
周りの人に聞こえたって問題はないんですが、
わざわざ聞かせたい話でもないわけです。
なので、移動中のクルマって、自由な話ができるな、
と、そのありがたみを感じます。
今回、同行したスタッフから土門拳の話を聞きました。
土門拳がシャッターをきるときの話で、
なんだかとても心に残ったので、
家に帰って調べてみました。
写真家は、機械のうしろに、小さく小さくなっている。写真家が小さくなって、ついにゼロになることは、なかなかむずかしい。
ホームページを作る仕事をしていると、
相手が伝えたいことを取材でうまく引き出して、
それをクッキリ・強く伝わるようにする習慣がついてきます。
商売なのでそれで良い場合が大半ですが、
中にはそこにこだわらないほうが
魅力がストレートに伝わる方もいらっしゃいます。
ありのままを、そのまま言葉に伝えたほうが、
その方のことが伝わる・・・
文章作成法を勉強している自分にとって、新鮮な気付きでした。
なかなか、普段の仕事中では、そんな話題は出ませんから、
これもクルマという空間のおかげです。
これからも、そんな時間は大切にしなきゃ・・
って思いました。