二人三脚のホームページ制作会社、ニゴロデザインの高橋です。
ホームページの相談を受けていて思うことは、相談された方は思いの外、同業者のホームページを見ていないということです。
相談者のホームページを作る参考のため、他の同業者はどんなホームページを持っているのかな?と調べてみると、デザイン・情報量・集客設計がしっかりした競合となるホームページが見つかります。
相談者の方は、その競合となるホームページのよくできているところに刺激を受けることもありますし、「ウチもこうしなくてはならないのでは!?」と、出来の良さが焦りに繋がる場合もあるようです。
でも、そこでやってはいけないことがあります。それは、その競合と情報量やデザインで張り合うことです。
良くできた同業者のホームページは、長い時間やそれなりのお金を使って情報を蓄積している場合がほとんどです。一朝一夕でできるものではありません。積み重ねてきた時間と金がそもそも違います。そして作り込んだデザインを真似てみても、そこに情報量が足りなければ、それは見かけ倒しです。
そんなとき、自分が最初にアドバイスすることは、「同業者のホームページとは張り合わずに、今までのお客さんのことを詳しく載せましょう」ということです。お客さんの感想をもらって、実際にお客さんの喜んでいる姿をホームページに載せさせてもらう。これは効果があります。
なぜ効果があるかといいますと、実際のお客さんを紹介することは、自分たちオリジナルの情報でありつつ、商品やサービスが良いものであることを伝えられるからです。自分たちの商品やサービスを自画自賛しているのではなく、お客さんが喜んでいるので一方的な自慢にもなりません。
情報を蓄積してくことやデザインにこだわることは後からでもできることなので、同業者のホームページが良くできていた場合でも、冷静に自分の仕事とお客さんを振り返って、それを自分のホームページに載せていくことをおすすめします。