技術は道具か商品か

20141010_2

こんにちは、二人三脚のホームページ制作会社、
ニゴロデザインの高橋です。

技術屋は技術があるので技術でお金を稼ぎます。

価値のあるものを技術を用いて作り、
できたものを提供して稼ぎます。

 

技術を使った稼ぎ方には大きく2つに分けられます。

技術そのものを売って稼ぐのか、
技術で作ったものを売って稼ぐのか…です。

これを考えていかないと、
会社はいつになっても儲かりません。

 

技術を売って稼ぐということは、
その技術を必要としている人にお金を出してもらって、
かけた人の分だけお金をいただくという稼ぎ方です。

受託開発はこのパターンです。

やった分のお金が入ってきますが、
それ以上を稼ぐのは難しいです。

その技術を必要とする人がいなくてはお金になりませんから、
技術を必要としてくれる人を探し続ける必要があります。

 

一方、技術で作ったものを売って稼ぐ場合。

その技術で作ったものを売って
お金をいただくという稼ぎ方です。

自社開発した商品・サービスを売る
ビジネスモデルはこのパターンです。

かけた人の分以上の売上を
上げることができますから儲かる可能性がありますが、
売れるまでのお金も調達しなければなりませんし、
宣伝も必要でしょう。

もし売れなければ赤字ですからリスクは大きいです。

 

どちらが正しいか、ではありません。

しかし、技術を道具ととらえるか、
商品ととらえるかによって、
自分の会社の運命を大きく左右します。

経営する立場ではそれを混同しないように、
両者のバランスをとって
舵取りしていかなければならないと思います。

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