山形県酒田市のホームページ制作会社
ニゴロデザインの高橋です。
なかなかすごい言葉を見つけました。
コンサルタントは耕しません。漁にも行きません。土地にへばりつくこともなければ、海で命を落とすこともありません。人様の汗と労働の結晶の上前をはねている人間のくずのようなものです。だからこそ耳を澄まして声なき声を聞き、汲み取り、実現するための捨て石にならなければならないのです。そのために我々は生かされているのです。
東京のキースタッフという会社の鳥巣研二さんのブログです。
鳥巣さんは、農商工連携や6次産業化コンサルの第一人者で、
全国からひっぱりだこの人気コンサルです。
なんていうか…
人気があっても・なくても、自分たちのことを、あえて
「人間のくずのようなものです」
なんて、なかなか言わないですよね。
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「息づかい、心のひだがわからないようでは」
この記事には、スタッフが出してきた構想案に納得できない様子と、
報告書を書くのが仕事ではありません。地方に生きている人たちの思いを汲み取り、それが実現するように提案するのが仕事です。地域の生きる人たちの息づかい、心の襞(ひだ)まで感じ取れないとコンサルタントでお金をいただく資格はありません。
という持論が書いてあります。
自分がやってきた支援の姿勢、誇り、
それをスタッフに受け継いでほしい…
そんな思いが伝わってきます。
確かにコンサルタントは、代わりに働いてくれないし、
お金を出してはくれません。
情報や事例を元にヒントをくれたり、アドバイスをする専門家です。
実際に実行するのはコンサルを受けた側です。
うまくいかなかったとしても、
責任はコンサルを受けた側にあります。
だからこそ、コンサルティングをする側が、
コンサルを受ける側の悩みや苦しみ、
描く明るい未来なんかがイメージできて、
きちっと寄り添えること、感覚が大事なんですね。
鳥巣さんのもとで育ったキースタッフの方たちは、
コンサルを受ける側の気持ちが分かる、
良いコンサルタントになると思います。
以前、遊佐町で行われた、
農商工連携の勉強会があったんですが、
そこの講師が鳥巣さんでした。
それ以来、毎日ブログを読んでいますが、
なんとなく鳥巣さんの考え方も分かっているので、
「人間のくずのようなものです」
というフレーズに、思わず笑ってしまいました。
ちなみに、自分はコンサルの方のことを
「人間のくず」
なんて思ったことはないです。
当社も集客コンサルタントに依頼して
アドバイスを実行して結果も出ています。
悩みや苦しみに寄り添える、良いコンサルに出会うことが大事。
そんな風に思います。