こんにちは、山形県酒田市のホームページ制作会社
ニゴロデザインの高橋です。
寒くていやになりますね…。
とくに酒田の冬は暴風です。
雪がしんしんと積もる寒さと違って、
昔話に出てきそうな猛吹雪。
「ザ・厳しい冬」です。
このところ、尾花沢や米沢に行くことが多いので、
余計に暴風の辛さを感じます。
国道112号線の雪崩による
通行止めのニュースが入ってきました。
11日午後7時35分ごろ、西川町志津の国道112号で雪崩が発生したと110番通報があった。月山第一トンネルの西川側坑口付近で雪崩が確認されたほ か、3カ所で落雪があったとみられる。通行車両1台が雪に乗り上げて動けなくなったものの、雪崩に巻き込まれた車両はないという。(山形新聞から引用)
しばらくは月山道は使えなさそうです。
庄内陸の孤島化が進みます。
実は先日、酒田市にお住まいの雪崩の専門家、
阿部孝幸さんと知り合いました。
阿部さんは、雪崩や土砂崩れなどの専門家で、
これまでさまざまな現場をみてきたその道のプロです。
2011年にも国道112号線で雪崩が起こったのですが、
そちらも現場に行って調査をされたようです。
話をいろいろ伺ったのですが、
自分が思っていた以上に、
雪崩ってスケールが大きいものでした。
崩れたところをみてもよくわからないので、
反対側の山に登って調べるんだそうです。
そのときの調査した結果がこちらのPDFのようです。
国道112 号で発生した雪崩災害の調査と
周辺の斜面積雪の安定性評価
本来なら、雪崩が起きなければいいんでしょうけど、
相手は自然ですし、お金だって限られています。
このような地道な調査からデータをとり、
それによって事故を減らしていくんだなあ、
そんなことを身近に感じました。