こんにちは、二人三脚のホームページ制作会社、ニゴロデザインの高橋です。
今日は午前中にちょっとだけ仕事をして、昼前からはガッツリと休みました。
11月は半ばを過ぎましたが、秋晴れでとっても気持ちの良い日で、秋田県の八橋運動公園球技場で開催されたJFLの試合を見に行きました。
「八橋」って何て読むか分かりませんでしたが、「やばせ」と読むそうです。ずっと「やつはし」だと思っていました。
目的は、秋田のJFLクラブ「ブラウブリッツ秋田」の松田正俊選手が現役を引退するとのことで、その勇姿を目に焼き付けておこうと思ったからです。
松田選手は、2003～2004年にモンテディオ山形に所属していた選手で、モンテ所属時代は14試合5得点の成績でした。
２年間の成績としてだけ見ると、そんなに目立つものではないかもしれませんが、とても印象に残っていて好きな選手だったんです。
たぶん、モンテで活躍しかけたときに、アウェイのピッチコンディションが悪く、不運なケガ（靱帯損傷）をしてしまった選手で、ちょっと同情の気持ちも入っていたからかもしれません。
プロはケガがつきものとはいえ、正直ショックな出来事でした。（甲府のピッチ状態が悪く、競り合って着地したときに芝が丸ごとずれたんですよね）もっと活躍できたのに！と憤りも感じました。
その後、モンテで復帰しましたが、その年に退団、他のJ2、J1、JFLとチームを渡り歩いていき、秋田のTDK（ブラウブリッツの前身）に入団しました。
TDKは酒田から１時間ぐらいのにかほでも試合をするので、気軽に試合を観に行けます。秋田に来たときはとても嬉しかったです。
JFLでは秋田の顔として大活躍。JFLベストイレブンや得点王にもなりました。
プロスポーツ選手という仕事
スポーツの世界は実力社会ですし、試合に出るチャンスも平等に訪れるわけではありません。
運と努力でチャンスをつかみ、試合では結果を出さなければなりません。現状のレベルで通用しなければ、チームを変えたりカテゴリーを落とすことも必要だったりします。
プロスポーツの試合を観戦して感動するのは、その選手がつかんだチャンスを活かすために、１試合１試合全力でプレーするからなんだろうなと。人生懸かってます。
無理に自分の仕事と結びつける必要はないのですが、自分も一つ一つの案件に対し、より真摯にに取り組まなくては・・・と、そんな気持ちにさせられます。（これを書いているときにも、ちょっと抜けている作業に気づいてしまいました・・・反省）
試合の方ですが、このゲームが今期ホーム最終戦。スタンドもバックスタンドもゴール裏もかなり入っていました。発表では3600人ぐらい。
前半、ブラウブリッツが先制するも、DFとGKのミスから失点。前半を1-1で折り返します。
そして後半・・・
ブラウブリッツのコーナーキックのチャンス。蹴られたボールはスーっと松田選手の前に、そして決めてくれました。（自身JFLで100ゴール目）
チームメイトが人文字で「１ ０ ０」を作って祝福。スタジアムも最大の盛り上がり。さすが、持ってますね。
試合終盤、相手の猛攻にさらされるも、なんとか守りきって試合終了。ブラウブリッツ秋田が2-1でMIOびわこ滋賀を下しました。
松田のゴールが見られて、秋田も勝ったので大満足。
ホームゲーム最終戦ということで、試合後はセレモニーが行われました。１５年の現役生活を終える松田選手の、「秋田で現役を引退できてぼくは幸せでした」と、秋田への感謝の気持ちがこもった挨拶があり、ウルっとなりました。
松田選手のセカンドキャリアが素晴らしいものになることをお祈りしております。
写真メモ
初めてのスタジアムだったので、駐車場の位置がわからず、遠いところに駐車してしまい、けっこう歩くはめに。
有名な稲庭うどんの「佐藤養助」もスタジアムグルメで出店していました。
昨年までJで活躍していた熊林選手も、さすがの実力。ロングパスのサイドチェンジがばんばん決まってました。
