商品の魅力で売るか、人の魅力で売るか

こんにちは、山形県酒田市のホームページ制作会社
ニゴロデザインの高橋です。

自分でものづくりをする人は、ときどき悩むことがあります。

優れた商品を作って、高い価値を生み出すのか、
自分をブランディングして、高い価値を生み出すのか・・・

この二つで。

 

機能やデザインが優れている商品には、
それなりの価格をつけることができます。

「こんな機能があるから、この価格でも買う」
「このデザインが好きだから、この価格でも買う」

特別な機能があれば、価格は高くなりますし、
デザインに凝った商品であれば、価格は高くなります。

価格が高くても売れるのは、
それでも買う人がいるからです。

 

一方で、人の魅力で価格が決まるものもあります。

たとえば、同じひな人形でも、量産品の人形と比べて、
人間国宝が作った人形であれば、価格が高くなります。

これは、人形としての価値ではなくて、
誰が作ったものなのか?で価値が決まるからです。

 

優れた商品を作り続けて、それがブランドになれば、
本当は理想的と言えるかもしれません。

作り手の技術や思い+優れた商品というブランドです。

でも、そこの高みに到達するまで待てない人も多いはず。

 

そんなときは、SNSやブログで自分の考えを発信して、
突き抜けたキャラクターとして見せる、
即効性のあるブランディングも可能です。

たとえば、『脱社畜ブログ』の日野さんなんかは、
社畜というテーマで、自分の考えを発信して、
うまくキャラクターに結びつけています。

ぼくも、この人の存在をブログで知って、
日野さんが書いた本を買って読んだことがあります。

経営者としては、ザワっとさせられることも多いですけど、
過激な言い回しが多くて、面白いですよ。

社畜になったらダメですよ・・・ということについて、
同じことを他人がいうのと、この日野さんが言うのとでは、
やっぱり伝わり方が違うんです。

日野さんが社畜のことを言うから、価値が増すわけですね。

 

濃いキャラクターで発信すると、
反対意見を言ってくる人も格段に増えます。

なので、実際にそこまでできる人は少ないんでしょうけど、
それができる人は強いですね。

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