二人三脚のホームページ制作会社、ニゴロデザインの高橋です。
ゴールデンウィーク突入ですが、適度にやりたいことが決まっているので、楽しくすごせそうな予感がしています。
ニゴロデザインは、６月半ばに７周年を迎えるのですが、今年は仕事が順調に滑り出していて、ありがたいです。
会社の立ち上げ時のことを振り返ってみます
ニゴロデザインは、私がフリーのプログラマーとして活動後、2007年に法人化しました。「法人成り」というやつですね。
法人化後４年間は惨憺たる状況だったので、つい最近までものすごい苦しかったということになります。今も決して楽ではないのですが、少しは先が見えるようになってきた部分もあります。
フリーから会社にして１年後、仕事が無くなった
なんとなく法人化
フリーになった直後から会社にするまでの８年間、何社か大手メーカーの仕事にずっと関わることができました。仕事が途切れることがほとんど無かったので、今思えばとてもラッキーだったと思います。
その環境の中、自分自身の仕事が増えてきたので、アルバイトを雇って仕事を進めていたのですが、
「将来を考えて会社にすれば？」という周りの声や
「もっと安定したいです」というアルバイトの声もあり、
「じゃあ、会社にしてみよっかな…」と軽い感じで法人化を進めました。
売上が偏っていると危険
法人化後も、それまでの仕事が継続してあったのですが、１年後ぐらいに大手メーカーのゲーム開発の仕事が無くなってしまいました。
当時は売上の９５％ぐらいを、そのメーカー１社の仕事であげるような状況でしたので、営業もしていなければ、他の仕事を見つけるすべがありません。
給料や各種保険の支払いは毎月やってきますが、そのお金を用意するのも大変でした。仕事がないため売上が０です。
プログラムが作りたいのに、お金をなんとかしなければならないので、プログラムに時間がとれません。
「今月は50万足りないけど、来月も100万足りない…」みたいな、慢性的に運転資金が足りない日々が会社を始めてから４年ほど続きました。
※ちょっと油断をすると、今もすぐに運転資金が足りなくなるので、キャッシュフローをずっと先までチェックできるようにしています。どんなことをして助かったか・誰に助けられたかは、また別のときに書きたいと思っています。
小さい売上を集める体制にシフト
単発で高額になる仕事だけでなく、地元で役に立てるような案件をコツコツ増やしていこうと考えたのも、その頃だと思います。
それ以来、
「売上を作るところは、分散させたほうがいい！」
と、ずっと自分に言い聞かせて、地元のスタッフを増やして、一緒に地元のホームページを制作しています。
そして、コツコツした売上が増えてきたら、まとまった仕事も決まるようになってきました。不思議なものです。
