2015年以降も出る方のため…さかた産業フェアの備忘録

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こんにちは、二人三脚のホームページ制作会社、ニゴロデザインの高橋です。

過去5年、さかた産業フェアに出展したのですが、ブースを盛り上げるために気づいたことを忘れないようにメモしておこうと思います。今後も開催されると思うので、これから出展者をお考えの方の参考になればと思います。

子ども向け展示をいれる

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来場者の多くは、親子だったり、孫とやってきたおじいちゃん・おばあちゃんだったりします。子どもが展示物に興味を示してくれるとブースに人が留まってくれるので、にぎやかになります。

当社はゲームを展示していたので子どもに訴えやすかったのですが、ゲームではなくてももちろんOKです。実験・体験をしてもらうことで子どもたちは喜んでくれます。実際に他のブースでは、バナナを氷らせて釘を打ったり、写真を撮影して自社製プリンターでオリジナルカレンダーを作ったりと、盛り上げる工夫をされていました。

あとは事前にシミュレーションしておくといいです。妙な間があると場がしらけてしまいます。スタッフのお子さんなどに協力してもらって、体験の流れや一人あたりの時間を練習しておくとスムーズです。

当日は子どもに呼びかける

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多くの子どもたちは遠慮がちです。興味はあるけど大人に声をかけられないでいます。こちら(出展者)をチラっとみて、自分もやってみたい…と訴えかけてくるので、気づいてあげる必要があります。目線を子どもに合わせて「やってみる?」と聞いてあげるとよいです。

混雑してきたときは並んでいる順番をしっかりと把握してあげることも大事です。誰かに割り込まれたことで子どもさん本人やその保護者の方に印象を悪くされてしまいます。

せっかくがんばって展示しているのに、悪く思われては残念すぎます。社名もバッチリ出ていますし…。

お持ち帰り品は数のバランスを考えて配布

一緒に出展した大滝建具さんは、酒田産の杉材を使ったスマホスタンドを配っていました。初日・二日目のそれぞれ午前・午後に時間帯を区切り、配布する数をコントロールしていました。そうしないと、あっという間に数がなくなってしまいます。

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お持ち帰り品がなくなってもPRできるものも用意しておくとよいです。大滝建具さんは落書きができる黒板トビラや、杉の端材で作った積み木も置いてあったので、お持ち帰り品が無くなった後でも子どもたちが遊ぶ姿がみられました。

ビジネスマッチングのイベントとは考えない

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来場者のほとんどの方は取引先を探しているビジネスマンではないので、このフェアで新規取引先をみつけることはあまり期待しないほうがよいです。一般の方とふれあって、企業のイメージを伝えたり、仕事の内容を知ってもらうためのイベントと考えるのがいいと思います。出展ブース料金も安い(1コマ5,000円)ですし。

あとは、参加してみるとわかることなのですが、自分たちの仕事を直接見てもらって楽しんでいる人をみると元気がもらえます。かけたお金を回収しようとするとムリが出てしまうので、学園祭みたいなノリで出展するのがオススメです。

 

まとめ

正直な気持ちを書きます。いつも産業フェアに出るためには通常業務の合間に準備をしなくてはならないので、けっこうキツイんですよね。土日のスタッフの人件費もかかりますし、手を抜いたな出展をすれば当日後悔するかもしれません。

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でも、地元向けのイベントということで喜んで出展しています。毎年来場者の方も増えているようで、多くの人に見てもらうことで自分たちの仕事にあらためて誇りをもてるようになります。

あとは何より元気がもらえますので、最近ちょっと刺激が少ないな~と思っている事業所さんは、ぜひ出展を検討してみてください。その際は子ども向けの体験要素を入れてみてください。きっと当日は盛り上がります。

主催者さんへの提案

産業のフェアなので主にものづくりをしている企業・団体が出展するイベントなのですが、小売りや飲食の会社・お店も出展できるといいですね。「作るプロ」と「売るプロ」が集まり、それぞれが相互にブースをみてまわれるのならビジネスマッチングの可能性は高くなると思います。売るプロの存在もかかせないですから。

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