こんにちは、二人三脚のホームページ制作会社ニゴロデザインの高橋です。
自分はコンピューターを使ったものづくりを20年以上やっていますが、その中で大事だな〜と思うことにいくつか気付きました。
その大事なことのひとつに、「引き算をする工程の大切さ」があります。
引き算の工程とは、100のものを完成させるのに1を100個積み重ねて作るのではなく、一旦120のものにしてから20を削る、そんなイメージです。
ホームページの文章でもゲームソフトの内容でもそうなんですが、自分が描いている完成形に向けて足し算の繰り返しでできただけのものと、一旦出来上がったものから冗長さにつながっている部分を引き算したものとを比べると、明らかに引き算したもののほうが質が高いです。
引き算は仕上げの工程
質が高くなる理由は、引き算をする工程というのは仕上げの工程だからです。
文章なら、一旦書いたものを読み返して、書きすぎた部分、テーマとの関連が薄い部分を削ること。
ゲームソフトなら、作ったものを全体を通して遊んでみて、強さや楽しさのバランスをとっていくこと。
作り手としては、一度作ったものを破棄するのって、けっこう勇気がいることなんですよね。
いざ、削っていこうとすると、「せっかく書いたのにな…」「せっかく苦労して作ったのにな…」という気持ちが湧いてきます。
でも、そんな感情は、読む側・体験する側には関係ありません。不要なものは不要なんです。心を鬼にして捨てましょう。
そのかわり不純物がなくなることで、よりテーマの伝わるものを届けることができます。
まとめ役がその時間を作れるかどうか…
今のものづくりの現場では、締め切りに合わせて入れ込むことで精一杯になってしまう場合が多いと思います。
全体スケジュールの5%でも10%でも、引き算するために時間を割り当てることで、質はグっと上がりますから、その時間を作れるかがリーダーや経営者の腕の見せどころですね。