こんにちは、山形県酒田市のホームページ制作会社
ニゴロデザインの高橋です。
事務所を借りて会社を初めて8年目。
最初の頃は、ひと月の間、
会社に誰も来ないときもありました。
スタートして3年ぐらいは、
地元のお客さんとの仕事は
ほとんどなかったからです。
仕事はほとんど東京の仕事。
出張で酒田にいないことも多くて、
何のために酒田に会社があるのか、
自分でもよく分からなかったんです。
強いて言えば、自分が酒田に住んでいるから、
会社が酒田にある…
そのぐらいしか理由はありませんでした。
周りで知り合いになった経営者たちをみて、
「地元に根を張って商売してる人っていいな~」
とうらやましく思ったり、
「地元の人の役に立てる仕事ってなんだろ?」
などと、いつも考えていました。
2009年秋。
それまで片手間にやることの多かった
ホームページ制作やウェブサービス開発を
本格的にやりたくなったことと、
ホームページ制作なら、
庄内のお客さんに役に立てそうだ…
そんなことから本格的に
ホームページ制作事業を始めてみました。
ウェブデザインやプログラムは
自分が作れるのでOK、
でも、文章や取材で動ける人は
いなかったので、
売り上げが上がるかどうかも分からないけど、
「何とかなるはずだ」、と
思い切って募集しました。
そこできてくれたのが、
今のスタッフの小野です。
経歴もしっかりしていて、
「よく、うちに興味を持ってくれたな~」
と、今も感謝してます![]()
さらに、
小野が入ってから半年ぐらいして、
1通の大きい封筒がポストに入ってました。
中身は、たくさんの可愛いイラストや
デザインの作品集。
入社希望の履歴書も入っていました。
「えっ!事前に連絡なしで、
直接作品の原本を送ってきた!」
と驚きました。
送った先の会社がいい加減なところだったら、
作品が紛失してしまうかもしれないよ…
と、逆に心配になりました。
それが今いるデザインスタッフの青塚です。
ウェブの更新なんかもできますが、
今は大量の手書きイラストを描いています。
きっと、幅広くスキルアップすることでしょう。
庄内のスタッフを雇って、
庄内のお客さんに提供する事業を始めて、
ようやく、会社が酒田にある意味を
自分が感じられるようになってきました。
会社の存在価値があるかどうかは、
お客さんが判断することなのですが、
無くなったら困る人もいると思って、
無くならないようにしないと。
なぜ、今こんなことをブログに書いているかというと、
最近、夜型人間になってしまって、
静かな社内に一人でパソコンに向かっていると、
つい余計なことを考えてしまうからです。
過去を振り返るのもいいけど、
「まずは寝ろ」
と自分に言い聞かせたい。
それでは、おやすみなさい。



