こんにちは、山形県酒田市のホームページ制作会社
ニゴロデザインの高橋です。
この頃よく考えるのですが、プログラムは目的ではなくて、
手段にしないといけないなあと思います。
自分がプログラムに興味を持ったのは、
小学5年生の終わり頃だったかなと。
MSXという8ビットコンピューターを手に入れ、
BASICという言語で、雑誌に掲載されている
プログラムを打ち込んでは、改造しながら遊んでいました。
仲良しの友だちも同時期に買ったので、
よくプログラミングの情報交換をしたものです。
雑誌に載っているプログラムを手分けして打ち込んで、
カセットテープに保存して、お互いにコピーしあったりして。
プログラムを始めたきっかけですが、
「ゲームが作れるから」
という理由でした。
当時はファミコンブームが始まったときで、
世の中にゲームがどんどん広まり始めたんですよね。
自分の場合、家にファミコンがありませんでした。
なので、自分でMSXで作って遊ぶしかなかったんですが、
作ること自体が、ものすごく楽しくて、
自分で考えたことを形にできることの魅力にとりつかれました。
中学ぐらいになってくると、学校の成績と視力を落としながら、
毎日ゲームのことばかり考えてパソコンで遊んでいました。
そして、プログラムをそのまま仕事に。
ただ、プログラムを仕事にしてしまうと、
自分が作りたいものではなく、
他人が求めるものを作らなくてはなりません。
買う人がいなければ、作ってもお金にならないからです。
作りたいものを作るための手段ではなく、
プログラムすることが目的みたいな状態になります。
もし、自分が作りたいものと、
仕事で作らなければならないものが違ってるなら…
休みの日ぐらいは、自分が作りたいものを作るといいですよ。
プログラムをするのが目的になるのではなく、
作りたいものを形にするための手段にする。
クリエイティブな気持ちが刺激されて、
前向きな気持ちでプログラミングに没頭できます。
だから、自分の作りたいものと、お客さんが欲しいと思うものが
一致していればすごく幸せだなあと思います。
この先、そんな仕事に囲まれていたいものです。