本物と類似品のたったひとつの違い

20140129

こんにちは、二人三脚のホームページ制作会社、ニゴロデザインの高橋です。

世の中には本物や元祖があり、それを追うように誕生した類似品があります。しかし、実際のところ両者の見分けがつかないものも多いです。ネットで売ったり紹介されている商品やサービスは特にそうです。

自分なりに、本物と類似品の違いについて考えてみました。

本物は、

  • 必要な機能を満たす
  • 体験したときの喜びが強い
  • 価格と価値のバランスが適切

類似品は、

  • 本物に近い機能をもつ
  • 体験したときの喜びは本物より弱い
  • 価格と価値のバランスに偏りがある
    (安いけど高機能だったり、その逆だったり)

といったところです。

自分たちはネットで伝える仕事をしているので、本物の技術を持っている人や、本物を扱っている人から、ホームページやブログを使って、この商品・サービスの良さをどうやって伝えたら良いか?と相談を受けます。

そういった方に会って話を聞くと、共通の悩みや苦労があるようです。

  • 値段が高いと言われる
  • 元祖の「生みの苦しみ」は評価されにくい
  • 類似品が増えて売れない

根拠もなく高いと言われたり、類似品のほうが売れていたりして、そんな状況の悔しさやもどかしさが伝わってきます。

類似品は本物が誕生した後に本物を参考にして誕生しますから、設計や開発の苦労が少ない分だけ安く提供することができます。本物と類似品の違いは、実際に手にとってみないと分からないことも多いです。

類似品は価格勝負をしてきたりするので、本物の売れ行きに影響します。駆逐されてしまうこともあります。元祖や本物が消えてしまうのは悲しいことです。

本物と類似品のたったひとつの違い

本物と類似品には、決定的な大きな違いが一つあります。それは、本物を扱っている人は「思い」が本物だということです。良い意味でプライドが高いです。

「自分たちの商品を買った人に、喜んでほしい」という気持ちが圧倒的に強いので、そんな商品を扱っている人の話を聞くと感動しますし感銘を受けます。金儲けが目的でやっているのではありません。

そんな話を伺うと、なんとかして本物を世間に紹介する手伝いをしたいと思います。そして、次のような提案をしています。

「価値が分かる人にだけ買ってもらいたい」ではなく「本物の価値を教えます」という考え方で、本物を紹介しませんか?という提案です。

情報が溢れているこの時代は、価値に気づいていない人に本物の価値に気づいてもらうことも必要だからです。価値が分からない人をはじくのではなく、価値が分かるように伝えることに情報発信するんですね。

  • 使っている素材の良さではなく、その素材を選んだ理由
  • その商品やサービスが生まれるまでのヒミツの話

これらを伝えることで本物としての深みを伝えられますし、誕生秘話は本物しか出せないオリジナルのコンテンツです。商品やサービスのアピールではなく、その舞台裏にも大きな価値がありますので、そこをしっかりと伝えましょう。

自分たちは、本物の伝え方を磨きながら、伝える手伝いをしていきたいと思います。

↓酒田・鶴岡・庄内のブログはこちらからも↓

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 鶴岡情報へ にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 酒田情報へ にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 庄内情報へ
鶴岡情報酒田情報庄内情報