こんにちは、二人三脚のホームページ制作会社、
ニゴロデザインの高橋です。
今日の夕方、ホームページの
お客様のお店に顔を出しました。
お店の社長さんから
経営の話をいろいろと聞いていたのですが、
競合分析の面白い実例を聞きました。
競合は同業他社と考えがちなのですが、
実は別の業種だったり、
別の文化だったりする場合があるというもの。
自分にも思い当たるふしがあります。
以前、私はゲームメーカーに勤めていました。
売れるゲームの本数が
だんだんと少なくなってきたことについて、
どうすれば良いかを考えていました。
自分も含め、メーカーの開発陣も、
「他のメーカーが数多くのゲームを発売するので、
市場が飽和しているのが理由」
という結論に向かっていました。
でも、実際には違ったんです。
一番の原因は、
『携帯電話の普及』
でした。
携帯電話の料金が
毎月1万円以上かかるようになっていた。
だから、6,800円のゲームが
買えなくなっていたんですね。
同業が競合であれば、
戦い方で対策できるかもしれません。
でも、異業種が競合だと、
戦略レベルから見直さなければなりません。
競合を見誤ると、
いつのまにかピンチになっていることがある。
危険です。
経営者として、自分の周りを広く
見ていかないといけないなと思いました。
逆に自分たちも
別の市場に目をむけられるんだよな…
と思ったりした日でした。