こんにちは、二人三脚のホームページ制作会社、ニゴロデザインの高橋です。
よく読んでいるブログに「ICHIROYAのブログ」というサイトがあります。
脱サラして、アンティーク着物・中古着物のショップを始めた方のブログです。
商売で経験したことを、気持ちの動きと一緒に書いてあり、「なるほど!」「うん、そうそう!」と感じることが多く、ブログが全体的に押しつけがましくないのも、ずっと読み続けられる理由です。
起業を考えている人や商売を始めている人におすすめのブログです。
自分と同年代かな?と思って読んでいたのですが、2014年に55歳になった方でした。42歳で独立したので、事業を始めて13年ほど経っているようです。
サイドプロジェクトが威力をもつ時代:すぐに何かを始めよう!
最近読んだ中で、特に良かったブログがこちらです。
ブログの一部を抜粋すると、
ウェッブサービス以外にも、マスコミ志望の女性が、望む仕事を得ることができず、父親の助言で、自分で書いた記事をネットで公開し、結果、ニューヨーク・タイムズ誌などからも仕事を受注するフリーランスのジャーナリストになった話も紹介されている。
僕は、この記事を読んで、目からうろこが落ちた。
何かと言うと、つまり、「すべての時間と精力を本業一筋につぎ込んで本業分野での競争に勝ち抜くこと」こそが経営であると思っていたからだ。
だから、たとえば、こうやってブログを書いていていいのだろうか、と思うこともあるし、Kimono Archiveをやることについても、利益を生まないことに精力を使うのは、見栄や自分のワガママなのではないだろうかとか、思わないでもなかったのだ。だが、そうとばかりも言い切れない。
なぜかと言うと、自分の本業ばかり見つめていると、その分野で生き抜いていけるかもしれないが、大きく伸びる可能性のある新しいアイディアや、自分がほんとうに心から楽しめること、ワクワクすることには出会えないかもしれない。
そこにこそ、自分ならではの、大きなビジネスチャンスは眠っているかもしれない。
そのこと自体は、いつの時代でもそうだったのかもしれないが、これほどインターネットと技術のスピードが上がった世の中では、良いアイディアが、瞬く間に人気化する可能性が高くなった。
サイドプロジェクトが化ける可能性が、とても大きくなっているのである。本業以外に、時間をとって、自分の好きなサイドプロジェクトをやっても良いのだ。
僕らのような自営業者、経営者だけでなく、会社に努めているひとも、給料の得られる昼間の仕事のあとで、自分なりのサイドプロジェクトを立ち上げても良いのだ。
しかも、良いアイディアがあれば、いくつだって立ち上げても良いのだ。
メインの仕事以外に、やってみたいことを始めると、自分ならではの大きなビジネスチャンスが眠っているかもしれないし、インターネットのある時代では、それが化ける可能性がある、ということを書いています。
会社を始めてからというもの・・・仕事以外に自分が興味のあることを楽しんでいるときって、幸せを感じつつも、お金にならない時間を過ごしている不安もあるんですよね。
でも、好きなことならそれでもいいじゃないか、という風に考えられるようになり、視界が広がりました。
このブログもサイドプロジェクト
このブログも自分個人のサイドプロジェクトのようなものです。
プログラミングが本流だとしたら、ブログなどの文章作りは、支流か別の流れです。
プログラムではなく文章作りをしていて良いのだろうか?と思うことがありましたが、ブログで文章作りをすることによって、ホームページの文章の奥深さに気づくことができました。
それによって、システム重視から内容重視に移行することができ、「集客するホームページ」という、自分たちの強みに繋がってきたと思います。
サイドプロジェクトとして、やってみたいことをやるのは、いいものですね。
ICHIROYAさんのブログは、商売経験者のブログであり、起業コンサルの方のブログとちがって、あまりガツガツした感じがないので、読んでいてスーっと入ってきますよ。
起業を考えている人や、商売をやっている人にはおすすめのブログです。