こんにちは、山形県酒田市のホームページ制作会社
ニゴロデザインの高橋です。
インターンシップ生のＡさんも２週目、今週で終わりです。
せっかくなので、いろいろと経験してもらっているのですが、
その経験の中に『見積書の作成』を組み込んでみました。
自分のやる作業に自分で値段を付けるという作業。
でも、この見積もり作り、いざやってみると難しいみたいです。
Ａさんにどこが難しいか？と質問したところ、
「依頼内容に対して、いくらの額を付ければいいか分からない」
という答えが返ってきました。
自分もフリーランスになって、最初のお客さんに
見積もりを作るときは、そりゃもう悩みました。
自分の仕事に自分で値段を付けるなんて、
それまでの人生でやってこなかったからです。
なので、金額設定の難しさはよく分かります。
「このぐらいの金額でＯＫだったら、自分もうれしいなあ、
でも、それだと、お客さんは高いって思うかなあ」
「このぐらいの金額なら、相場よりも安いだろうし、
お客さんも納得してくれるかもしれないなあ」
「でも、安い金額にしてしまうと、
自分のモチベーションがあがらないなあ…」
そんなモヤモヤした頭の中で、
あ～でもない・こうでもないと悩むんですね。
結局、見積もりは相手があることなので、
自分一人で悩んだところで正解はないんです。
なので、自分が食えることはもちろんですが、
なるべくやる気を維持できる金額にすべきです。
最終的にＡさんは比較的良い感じの
見積もり額を出していました。
ただ、その金額にした理由が、
「自分のスキルに自信がないので、低く設定した」
と書いてありました。
それについては、自分の経験上、
「自信がないからといって
低い額にしなくてもいいと思うよ」
と、アドバイスをしました。
自信ってなかなかつかないものです。
そうなると、いつまでも低い金額を出してしまいがちです。
それよりも、理想のスキルを身につけた自分を想像し、
お客さんの満足を満たすことを目標にして、
それに見合った金額を提示するのがいいよ…と。
インターンシップのＡさんにアドバイスしながら、
自分にもあらためて言い聞かせたのでした。
