こんにちは、山形県酒田市のホームページ制作会社ニゴロデザインの高橋です。
コワーキングスペースに行ったり、インターンシップに積極的になってから、学生さんと話すことが増えました。
就職や起業を目指している子から、よく聞かれるのが、「一度は東京に行ったほうがいいんですかね?」という質問。
学校を卒業して、庄内や自分の地元で働くのと、まずは東京に出て働くのと迷っているんですね。
東京行くと、それはそれは人の数に圧倒されます。
自分が興味のある世界に足を踏み入れれば、そこには面白い人や能力の凄まじい人なんかもいて、わりと簡単に出会うことができます。
これは、地方とは比較にならない部分かな?って思います。
ぼくの場合はゲーム制作でしたが、そんな世界で真剣にチャレンジしていると、いろんな面白い人たちとつながりができるんですよね。
売れたゲームを作ったプロデューサーだったり、スキルとセンスあふれて、人柄もよいデザイナーだったり、これどうやって作ったの?って思わせるプログラマーだったり。
そういう場で過ごしていくと、自分も磨かれていきますし、この人いいなあ・・・と思うような人との信頼関係もできます。
ということから、ぼくは、「東京で何年かすごすのがいいかもしれないね」と学生さんには答えています。
今、この酒田で仕事ができているのは、地元の仕事だけじゃなく、東京の仕事も請けているからです。
ニゴロデザインのようなスタッフ数名の会社でも、維持していくにはそれなりのお金が毎月必要です。
そんなとき、東京の面白い人たちから依頼される仕事って、単価が高いものが多いんですよね。
そんな仕事を引き受けて、ちゃんと完了させれば、地方は家賃などの経費が小さい分、経営は安定します。
そうすると、スタッフの待遇や、社内の環境整備、福利厚生にも目を向けられるようになります。
地方発信の仕事にもチャレンジしやすくなります。
東京にいる人とのつながりって、あるとないでは大違いです。
「就職で一度は東京に出たほうがいいのか?」
ぼくは自分の体験からしか話せないんですが、自分磨きと将来への投資のため、何年か過ごしてみるのはいいと思いますよ。
地方に拠点をつくる際、東京とのつながりが、お金と仕事の面で助けになるはずです。