料理人に修行って必要なの?

20160819_0

こんにちは、山形県酒田市のニゴロデザインの高橋です。

先日、将来自分で飲食店をやりたいという人と話をしました。今は、とあるお店で料理をして経験を積んでいるそうです。ただ、給料は安いので、お金はたまらないらしいです。

「それだったら、親とかにお金借りて、自分でお店を始めてもいいんじゃないですか?」と言ったところ、「うーん、そういうのもありだとは思うんですが、もうちょっと経験を積んだら・・・」という返事でした。

こういうふうに、現在経験を積んでいる真っ最中の方は、世の中に多いかもしれませんね。

 

少し前の話ですが、ホリエモン氏が「寿司職人が何年も修行するのはバカ」って言ったことでツイッターで炎上していました。

寿司職人として一人前になるには、「飯炊き3年、握り8年」の修行が必要なんだそうですが、そんなことに何年も人生を無駄にしないほうがいい・・と修行期間を否定、大事なのはセンスだと言いきりました。

そんな感じなので、反感を覚えた人が多かったようです。

 

学ぶ方法はたくさんある

さて、寿司職人になるのに修行って必要でしょうか?

今は寿司を教えてくれる学校もあって、そこで学んで海外で成功している人も出ているようです。

学校なので、授業料という金を払うことで、寿司職人となるための知識や技術を得る形です。今の時代、こういう流れで寿司職人になる道もありだと思います。

あと、ネットを検索すると、寿司の握り方の動画って、Youtubeに大量に出てきますね。

Youtubeを視聴して学ぶなら無料です。

「Youtubeで寿司の握り方を覚えるなんて邪道だ」って思う人もいるかもしれませんが、センスがあれば、おいしい寿司が握れるようになると思います。

↑腱鞘炎にならないコツなんかも教えてくれてます・・・

 

今までは今までのやり方があった

修行して一人前と認められ、お店を出している人からすれば、今の時代の手軽に情報が得られる世界は、受け入れ難いのかもしれません。

でも、下積みが必要だとか、修行は絶対必要だとかって、もう昔の話になってるんじゃないかな?と。

(他にも、デジカメの普及とネットの発達でカメラマンになるにも弟子入りは不要ですし、ゲームの開発における技術だって、同じような状況になってきています)

四十歳を過ぎて、だんだんと残りの時間がなくなってきたなあと思っている身としては、今の若い人に、「もっと時間を短縮して一人前になる方法は、今の時代たくさんあるから、どこかの店で修行をすることだけが一人前になる道じゃないと思う」と言うと思います。

みなさんの仕事、何年も修行が必要ですか?

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