こんにちは、二人三脚のホームページ制作会社、
ニゴロデザインの高橋です。
焼きたてのパンておいしいですよね。
ホームベーカリーがあると、家でご飯を炊く感覚で
パンが焼けるので、とても重宝しています。
香ばしい香りが部屋いっぱいに広がって、
コーヒーと一緒に食べると、ささやかですが、
じんわりと幸せな気分になります。
ホームベーカリーの焼きたてパンを食べると、
島耕作を思い出します。
昔、島耕作が課長だったころ、関西に転勤になったときの話です。
転勤先の女子社員たちが、自社のホームベーカリー
(その頃は家庭用パン焼き機みたいな呼び名だった)で
焼いたパンを島耕作に試食させます。
もともとパンが好きではない島耕作は
「あまり、旨くないな」
みたいな感想を悪気なしに言うんです。
そのパン焼き機は、女子社員たちが1年かけ、
苦労を重ねて開発したものだったので、
その夜みんなで悔し泣きした…と島耕作は同僚から聞きます。
それを知った島耕作は、毎日のランチにパンを食べ、
パンを好きになる努力をしながら、
製品が生み出されるまでの苦労を思い知ります。
昼休み、こっそりとパンを食べるために姿を消す島耕作でしたが、
その陰の努力は女子社員の目にとまり、
島耕作はあらためて信頼を得る・・・というエピソードです。
島耕作らしい分かりやすい展開ですが、
陰の努力が報われるので、読んでいてスッキリします。
陰の努力をしていた事って、結果が出た後で知ると、
とてもかっこいいですよね。
でも、多くのことは努力したわりに結果が出なかったり、
陰の努力は表に出なかったりするわけです。
自分としては他人のそういう陰の努力に、
なるべく気づけるようになりたいと思います。
そうしないと、結果が出ないことについて、
知らず知らず相手を傷つけてしまうようなことを言ってしまうので。
今日も妻がパンを焼いてくれたんですが、
また島耕作を思い出しました。
ちなみにウチにあるホームベーカリーはパナソニックなので、
島耕作のメーカー製です。(パナソニック=初芝だと思うので)