こんにちは、山形県酒田市のホームページ制作会社
ニゴロデザインの高橋です。
自分の仕事に値段をつけたことってありますか?
雇われている立場だと、なかなか自分の仕事に
値段をつけることってありません。
給料=自分の仕事の値段・・ではないですよね。
今から、20年近く前。
自分が初めてフリーランスになったとき、
とあるメーカーにゲームの企画を持ち込んだんです。
そちらの担当者に、
「いくらならこの仕事ができますか?」
と聞かれ、悩んだことがあります。
自分の心の声は、
「やるからには、サラリーマン時代より多く稼ぎたい」
「でも、金額が高くて話が流れたら、それも困る・・・」
その二つがせめぎ合っていました。
他の人に相談してみた・・・
自分では見積もり額がわからなかったので、
会社員時代の上司に相談したところ、
サラリーマン時代の3倍をすすめられました。
手取り25万もらえるような内容なら、
75万ぐらいで見積もれば?ということでした。
「えっ?3倍ですか?」
「でも、月に75万稼げたら、やる気でるなあ・・」
なんて思ったり。
でも、それだけのパフォーマンスを出す自信と、
相手がその価値を自分に見てくれるかな?
という不安もありました。
今度は別のフリーのデザイナーに相談しました。
そのでデザイナーさんは、
まあ、30万~50万ぐらいなんじゃない?
という答え。
「あ~、やっぱりそのぐらいですかね~」
妙に納得感がありました。
自分の仕事の価格はこんなもんだろう・・・と。
実は、これも根拠がないんですけどね。
結局は、答えがないものを悩んでいただけで、
決定権があるのはお客さん。
こっちで一人悩んでも解決しないんです。
ちなみに、どんな金額に収まったかというと、
45万という金額でした。
企画が当たれば、ロイヤリティも入る契約。
自分の中では、大満足ではないが不満もない・・・
そんな額でした。
これからフリーになる方へ
もし、これから独立するという方。
自分の仕事に納得いく料金を付けるのって、
意外に難しいんですよ・・・。
結局、相手が払えなければ仕事は決まらないし、
払ってくれるなら、自分が高いと思ってもOKです。
ただ一つコツがあるとすれば、
金額を見直すタイミングを設定しておくといいです。
「仕事を請けてみたら、思ったより大変なことが分かった」
なんてことはよくあります。
でも、値上げの相談って、なかなか言いづらいもの。
なので、仕事のお金の話をするときに、
「まずはこの金額でやらせてもらって、
半年ごとに内容と料金に無理がないか相談させてください」
と言っておくんです。
長くなる仕事ほど、やったほうがいいですよ。
いやな気持ちで仕事をするのは、
お互いのためになりませんから。
参考になれば幸いです。