こんにちは、二人三脚のホームページ制作会社、
ニゴロデザインの高橋です。
今日から職場体験の学生さんが2名来てくれました。
実はこの機会にやろうと思っていたことがあります。
どんなことかというと、
ワークショップ形式のミーティング。
一ヶ月ほど前に株式会社めぐるんの
加藤丈晴さんに教わった手法です。
その手法はとは、
進行役が質問をして、
各自の考えを紙に書きとめ、
その都度全員が発表する…
という進め方です。
考えを書く時間、発表する時間を
別々にとっていくのが特徴。
だいたい、自己紹介の場って
こんな感じになりませんか?
「山田太郎といいます。酒田市出身です。
職場体験では仕事の内容だけではなく、
社会人としての常識なども勉強したいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします」
「パチパチパチパチ…」
悪くはないけど、フツーです。
それが、今回の手法だと次のような流れになります。
まず、質問を分解。
今回は
「名前・出身・得意分野」
「お互いの第一印象」
「この職場体験で得たいこと」
「自分が提供できること」
「自分のここをみて欲しい」
この5つに分けました。
次に、分解した質問をして
考えた答えを紙に書いてもらいます。
そして、ひとつの質問ごと、
その都度全員に発表してもらう。
これの繰り返し。
このやり方の良いところは、
全員に必ず答える機会があるので、
不平等感がないこと。
さらに、考えながら話すのが得意ではない人でも大丈夫。
考える時間がとってあり、
しかも紙にも書いてあるので、
すらすらと答えられます。
よくよく考えてみれば、
「第一印象はどう?」
なんていう質問に
即座に考え、
言葉を選びながら答えるのって、
難しいですからね。
でも、ちょっと考える時間があれば、
みんな答えられるようになります。
会議でみんなに意見を出してもらいたい…
と思う人にはオススメします。
質問をして答えを紙に書いてもらい、
順番に話してもらうだけですから、簡単。
ちなみに、参加者は最初は戸惑います。
今までやったことのない手法なので。
でもすぐに慣れます。
一人ひとりの考えていることが掘り起こされてきて、
その人の考えていることを深く理解できる。
シンプルだけど面白い手法だと思いました。