こんにちは、二人三脚のホームページ制作会社、ニゴロデザインの高橋です。
自分は技術系業務は得意ですが、営業系業務は得意ではありません。
営業業務に対して、
- 「うちにこんな商品あるので、買ってください」
- 「うちにはこういう技術があるので、仕事をください」
という「~ください」という姿勢にならなくてはいけない、というイメージを自分が持っているからです。
でも、本当の営業は違いますよね。
- 「うちの商品やサービスで、あなたのビジネスがもっと良くなりますから、よかったらいかがですか?」
というものですよね。
そうやって自分たちのサービスを自信をもって提案する。
でも、それすら苦手なんです。
夏の出来事
今年の夏ごろに、こんな出来事がありました。
会社の電話が鳴り、
「お店のホームページを考えているのですが、一度相談にのってもらえないですか?」
との内容です。
スタッフと一緒に説明にあがりました。
そのお店の方がどういうホームページをやりたいのかを伺い、自分たちが提供できるサービスと、こうすると良いですよと説明しました。
少し雑談してから、「それでは、もしホームページを始めたいと思った際には、またお声をかけていただければ・・・」と、帰ろうとしたところ、
「あ、今この場で申し込んでもいいんでしょうか?」
と言われました。
「もっ、もちろんです!」
とても嬉しかったんですが、嬉しさの理由は、仕事がきまったというからではなく、売ろうと思ってなかったのに売れたからでした。
「ただ話をしていただけなのに、売れるときがあるんだなあ」と。
たぶんフィーリングみたいなものだと思います。
もちろん、そんなゆるい感じで売れ続けるほど、世の中甘くはないんですけどね。
自分たちと波長が合うお客様と会うこと自体が喜びで、自分にもできる理想的な営業?だなと思いました。